病気知らずは日々の予防にあり 誰しも病気になりたいわけがない!

メンタルを強く持つには

ストレスは身体に様々な悪影響をもたらすため、ストレスが蓄積しやすい看護師はとくに注意しなければいけません。看護師がストレス社会を生きていくためには、メンタルを強く持つ必要があります。そこで今回は、メンタルを強く持つための方法を紹介していきたいと思います。
メンタルを強く持つ上で重要なのが、自分の偏った思考を修正していくことです。精神的に弱い人の多くが、自分を攻める癖や周囲と比較する癖があります。例えば、自分を攻めたり周囲と比較したりする人が仕事で失敗をした場合、「自分はできない人間だ」「自分は人より劣っている」と自責しがちですが、そうではない人は「知っておいてよかった。今後に生かそう」とポジティブに捉えることができます。

こうしたネガティブな思考の癖は、意識的に見るようにすることで修正をすることができます。もし落ち込むことがあった時は、なぜ自分が落ち込んでいるのかの原因をじっくり探り、考え方の癖が無いかを考えてみましょう。それを手助けしてくれるストレス解消のワークに、不安を紙に書き綴る方法や瞑想などがあります。これらは思考を観察する上で役立つツールなので、ぜひ実践してみてください。思考を修正する中で、大きなカギになってくるのが自己肯定感です。自分で自分の悪いところを受容できる器があってこそ、ポジティブな捉え方ができるものです。自分が自分の一番の味方になってあげれば、自分を攻めたり、周囲と比べたりする癖はかなり軽くなっていくでしょう。
また、メンタルを整えるという意味では、日頃の生活の送り方も大きく関係してきます。心と体は繋がっています。毎日、健康的な食事を取り、適度に運動をし、しっかり睡眠を取るだけでも、心に余裕ができてストレス耐性ができるものです。イライラしやすい人は、ぜひ日頃の過ごし方を振り返ってみてください。